2020 ダンス部門の講評(BBOY SHUVAN 審査員)

BBOY SHUVAN 審査員

出場者の皆様ならびに関係者の皆様、お疲れ様でした。
今回のオンラインコンテストは、自分も慣れない環境下の審査でとても苦戦いたしました。
予選と決勝のどちらもレベルが高く、どの審査カテゴリーにおいてもハイレベルな内容でした。
特に「東京大会」「ワイルドカード」は自分の評価の中で満点ポイントに近いチームが多く、音楽に対しての表現、ダンススキル、高校生の域を超えたチームがありました。
映像の中でそれぞれのチームの皆さんが伝えたい事への表現や、現場の空気感、作品の対しての思いなどに注力しました。
何度も映像を見直し、それぞれのチームが魅せる細かい部分の“こだわり”を発見して審査中 ひとりでテンションが上がったりと笑!
同じ空間で表現し、その場で審査する従来のコンテストとは違い細部まで見られる「オンライン」をうまく活用したチームが多く、自分自身もこの環境を楽しみながら審査させていただきました。
どのチームも今の環境に左右される事なく、しっかりと自分達のダンスと向き合っている姿を拝見する事ができ感動しました。今後、更にどのような形でダンスコンテストが変化して行くか分からない時代になると思います。自分自身もダンスに対しての新しい表現が出来るよう考え、形にし、完成度を上げ、この時代なりの目標に近づけるよう努力して参ります。
今回ご参加いただいた皆様もそれぞれの形でダンスの幅を広げ、是非まだまだダンス楽しんでください!
お疲れ様でした。

SHUVAN